今シーズンの北日本、雪でかなりの被害との報道が連日続きますね。
昔の東北は交通の便も良くなく、新幹線はこの30年位で普及し、高速道路は途中で途切れてたりしたと思う。30年って長いけど、現在の自分にとってはつい最近に思えるんだよね。と言う事はそれだけ年取ったってことかい。
首都圏から地元A県への列車は羽越線と奥羽線経路があり、高速道路は盛岡から一般道での移動だったはず。そんな時代、特急電車と急行電車・夜行寝台列車なんてのもあったけど、貧乏な自分は急行の夜行列車の自由席での移動機会が多かった気がする。
そして冬の列車移動に付き物なのは雪での遅れなんだよね。だいたい山形県あたりで停まるんだよ、それも数時間も。地元ついたら昼過ぎなんて普通だったもの。今だったらNEWSになるよ、きっと。
そんな夜行列車での移動が普通だった時代、たまに寝台列車なんて乗ると「お大臣」の気分だったもの。お酒とつまみと夜食に雑誌みたいな感じでワクワクして乗り込んだんだよ。ついつい夜更かしして終点の「上野」に近い所で起きたりして・・・。そして寝ぼけ眼で外を見ていると、どこからか同じ車両で就寝したお客さんの会話が聞こえるんだよ。
「昨日の晩、一人スゲ~のがいで寝られながった」
「オメもが、俺も寝られながった」っていう会話が・・・・・。
「一人スゲ~の」って・・・俺じゃん!!俺の「イビキ」じゃん!!!
そして、聞こえないふりして外を見ている自分が・・・。
同乗のみなさん、御迷惑おかけいたしました。犯人は私です。