誤表示（ｂｙ【ひ】）

つい最近まで「誤表示」なる言葉と当事者の釈明とお詫びがはびこっていたはずだったんだけど、最近ではめっきり聞かなくなった言葉「誤表示」。

「誤表示」なんて言葉を誰が作ったんだろう？って位に新鮮だった「誤表示」なる言葉が、今では過去の言葉になった気がする。
自分なりに考えても「誤表示」なんてあり得ないって思うんだけど、組織が大きくなるとそういうこともあるのかなぁ？って思わざるを得ないのかもしれない。まぁ、この世界においてはイカサマなんていたる所にあるって実情は魚市場勤務の頃から分かっていたけど、いざ自分の世界の事が話題になると「それは無いだろう！」って気持ちになったのも事実で。

そんな気持ちで日々営んできた我が「ひさりな食堂」なんだけど、当店にも「誤表示」の現実が・・・！。
当店のメニューの中にある「カレーライス」。巷では「ライスカレー」なる言葉も存在する訳で。一体その違いは何なんだろう？
自分の一方的な解釈では「カレーライス」はカレーとご飯が一つのお皿にのっていて、「ライスカレー」はライス（ご飯）とカレールーが別々の容器で提供される、いわゆるレストラン風？の食べ物って認識があったんだよね。それが違ってたんだよ！。

最近当店に入った若手のＵ君、彼にその話をしたら早速調べてくれました。今世代の必需品「スマホ」で検索。すると、あのＳ＆Ｂ（エスビー食品）のサイト情報では「ライスカレー」はカレーとご飯が一つのお皿にのっていて、「カレーライス」はライス（ご飯）とカレールーが別々の容器で提供されるとの見解だったとの報告が・・・。
思い当たるに、な・なんと当店開店以来メニュー表記している「カレーライス」はカレーとご飯が一つのお皿にのってるんだよね。これはまさしく「誤表示」だぁ～～～！！！。

と言うわけで、当店でも遅ればせながら、ようやく「誤表示」の波に乗った次第です。
この場をお借りして当店の「カレーライス」を食べていただいた全てのお客様に心からお詫び申し上げます。
「当店では、誤表示をしてまいりました。しかし、大変申し訳ございませんがメニュー記載の「カレーライス」の表記を変える予定はございません。しかも、今まで通りカレーとご飯は同じお皿でご提供いたします」。何卒、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。ひさりな食堂　店主