ひさりな食堂
HOME
お店の情報
お知らせ
お品書き
ひさりな食堂 どんな店?
店主のひとりごと
リンク集
季節限定メニュー
ひさりな食堂 どんな店?

変わらないもの(by【ひ】)

トップページ > 店主のひとりごと > 変わらないもの(by【ひ】)

年令とともに変わっていくものってたくさんあると思う。
好みでいうと、音楽だったり食べ物だったり車の車種だったり。そんな今日は少し難しいはなしを・・・。

いろいろな事が目まぐるしく変わっていく現代でも変わらないものってあるのか?っていうぐらいに物事が変わっているのは事実で。
時代は回るっていうけど、そうだったら今の時代はいったい過去のいつなんだろう。少子化の現代でも若者は時代を謳歌して生きてるし音楽のジャンルも違ってきてる。
自動車も「エコカー」世代になってるし、食べ物も新触感とか海外の食べ物に依存している気がする。
そんな中、「カッコイイ」っていう言葉や感覚が変わってきているんじゃないかと思う。

「カッコイイ」=自分らの時代には必ずヒーローっていう存在があったと思う。
ウルトラマンだったり仮面ライダーだったりの架空のヒーローはもちろん、実在では長嶋茂雄や王貞治(敬称略で)ジャイアント馬場やアントニオ猪木、はたまた車ではTOYOTA2000GT、バイクではHONDA・CB750F(漫画の750ライダーの早川光がのってました)だったり、そんな時代だったと思う。そして当時の若者の中にはTV番組や雑誌のなかに「アイドル」を夢見た人も多かったんじゃないかなぁ?
まぁ、一言でいうと「夢」があったということかもしれない。

自分の子供のころの外食はたしかに「イベント」だった。
当時の自分の田舎には今では考えられないくらいの様々なお店が存在していたと思う。過疎になった今ではお店と呼べるもののほうが少なくなり、外食する場所にもこまる始末なんだけどね。
親から「駅にソバ食べに行こう」って言われるだけでかなりのごちそうでうれしかった。今でいう「駅の立ち食いソバ」なんだけど自分にとっては立派な外食だったもの。ましてや外出先のデパートの食堂(通称デパ食)で食事なんていったら盆と正月がいっぺんに来たくらいの最大級イベントだったよ。まぁ、そのおかげで「駅ソバ」は今でも大好物です。
そんな外食も今ではいろんな風にかたちを変えて存在する訳で。流行りすたりの頻度が高いものになったばかりか、食がファッションになっているのにもおどろく日々で。また、その逆に腹をみたすためだけの食であったりもするわけで。

今、自分とひさりな食堂が求めているもの。
それは「変わらないあたらしさ」だったり、「流行にとらわれない」って事。どういうことかと言うと、基本に忠実でありながら今の時代にあったものを提供するってことだと自分は理解している。
年令とともに変わるものがあっても「外食=楽しい」ってことだけは変わらなくあってほしいと思うし、なかなか難しい現代で自分の本当の気持ちがお客様に伝わらないかもしれないけど頑張ります。

時代のヒーローとは違うけど、同じように人の心や気持ちや思い出や頭の中に生き続けられる変わらない存在の「ひさりな食堂」でありたいとおもうのはカッコよすぎるってことかなぁ?。
今日は哲学的?そしてカッコよく??きめてみました。

このページの最上部へ
ひさりな食堂
長野県安曇野市堀金烏川4390-5
tel.0263-50-6008
営業時間:平日11:00-20:00 金・土・祝祭日前11:00-21:00
※支度休み時間15:00-17:00
Copyright© 2010 ひさりな食堂 All rights reserved.
< 当店ホームページ制作 studio9 >