8月24日、登ってきました。日本のてっぺん!!
生涯2度目の富士山頂です。(2010.08.19 富士山① 「美守り」参照)
去年の今頃、不用意に承諾してしまった「富士登山」だったけど無事に登頂しました!。前回は下山で足を痛めて同行者に迷惑をかけましたが、今回は迷惑かけることなく下山しました。でも、本当に山頂にたどり着けるかは当の本人も疑心暗鬼だったんだよね。それと言うのも足がついてくるのか?っていうのが本音で、実際に今回も途中で足の2か所をつりそうになって痛み止めを飲んでの登頂だったんだよ。
でも、山頂に着く寸前に「もう二度とここには来るまいって思った場所にまた来てしまった」そう思いながら雲海と青い空を見るとなぜか涙がでてきた。前回は青い空見て頑張ってる自分を考えて泣けたけど、今回はまた違った感動があったんだよね。そして「また来てもいいかな?」なんて思う自分がいたんだよ。まぁ、きっと次は無いと思うけどね。
そして今回は前回からの同行者計3名での登山だったけど、そのうちの1人が登山開始直後から体調が悪くて「俺、きっと無理だから途中で引き返すと思うから、車のキー預かっておくわ。気にしないで先に行って」って言うんだよ。そういった訳で2名での登山になり。確かに彼の様子から見て最後までは無理だろうって話してたんだけど、途中で彼にメールすると、なんと少しずつ登ってきてるらしいんだよ。その後もメールでやり取りしながら登っていき、自分たちが登頂してから遅れること2時間弱でついに彼が山頂についたんだよ。「俺、絶対無理と思ったけど、やっぱり来て良かったよ。この景色見れてよかった!」そういった彼の言葉でまた涙が出そうになった。
前回は自分で身をもって学んだ「人間、頑張れば何とかなるし、こんなにつらい思いをしたんだからこれから先は何があっても頑張れる」ってことを、今回は彼に教えてもらった気がする。そして彼が下山途中で言った印象的なひと言。
「なせば成る」。