わんこ蕎麦

最近この「ひとりごと」も回数が増えるにつれ「この話、書いたんじゃなかった？」みたいに思うようになってきてる訳で。
まぁ、ある意味「自分で書いたのも忘れるんかい？」って位に年齢を重ねたのか（最も体裁のある表現ですが）とも言えるんだけどね。と、いうわけで過去の「ひとりごと」をざっと読み返してどうやら書いてなかったようなので今回のお題です。もしも書いてたらお店までご連絡を願います。

今からかなり前の事。友人が岩手県の郷土料理の「わんこ蕎麦」を１３０杯位食べたと威張って言ってたんだよ。「わんこ蕎麦」、SSO的には一字間違えるととんでも無い事態になってしまうわけで。まぁそれはさて置き本場の「わんこ蕎麦」を岩手県で食べる機会があり、そのお店に入って通された部屋では年配の女性３名がたった今食べ終えた感じで蕎麦の器を数えてる最中なんだよ。まず、1人目の女性が「６７杯」、次の女性が「１３５杯」、そして最後が「１００杯」。そこで自分、「なんだよ、大した事無いじゃん」って思っちゃいました。そして注文はもちろん蕎麦の食べ放題！

きもの？はっぴ？姿の昔のおネェさんから説明うけていよいよスタートです。軽快なおネェさんの掛け声にのって食べ始めた自分、最初は良かったけどだんだんペースが落ちていきます。お椀に入る蕎麦の量も一定ではないのでカレーのように飲める時と飲めない時があります。そしてついに「ギブアップ」。すかさず昔のおネェさんが声を出してお椀を数えます。そして結果は・・・なんと「６５杯！」。ま、負けました。さっきのおばさん３人組にも、友人にも負けました、自分。

偉そうに強がって「大した事ないじゃん」なんて言ってすみませんでした。でも、今考えると同席した目の前の女性達ってすごかったんじゃないかなぁ？もしかして少し前までは壮絶な光景が繰り広げられていたのかもしれないと思うと食べてる現場に遭遇しなくて良かったと思う自分と、見たかった自分がいるのも事実で。どうやら１４～１５杯で一般のお蕎麦一杯分ならしいけど、それにしても６５杯って彼女らの半分位だもの情けないわ～。