長野県

長野県は本州の真ん中辺に位置してるけど、端から端までは２２０ｋｍもあるんだよ。だから北と南では天候も気温も違うんだよね。
特にここ安曇野は３０００ｍ級の北アルプスが西側にあるため、長野県というくくりの天気予報が当てにならない地域だと思うよ。天気は西から崩れるって言うけど３０００ｍの山々には天気もかなわない部分があるってことなんだろうね。

言葉一つとっても南に行くほどやわらかい言葉になるってのがあったりする。実際に長野県の真ん中辺にある諏訪地区の言葉は少し？きつい感じがするよね。諏訪地区は７年に一度の奇祭「御柱祭」があり、地域的に威勢の良い方々が集ってるからなのかもしれない。そして諏訪地区を起点に南に行くほど言葉がやわらかくなるのは事実だけど、だったら北に行くとどうなの？ってのは謎だよね。実際に長野市よりも北の地区の方と話したことないからね。ただ、長野県内で極端に言葉が違うってのはないと思うわ。

それと食べ物。
信州には色んな独特の食べ物文化があり、地域によって確立されてるんだよね。同じものでも食べ方が違ったりする。信州蕎麦は特にそうで、蕎麦自体の種類も違えば食べ方も様々なんだよ。季節によっても違うしね。
それと信州３大珍味と呼ばれる「イナゴの佃煮」「蜂の子」そして「ざざむし」。イナゴの佃煮は全国にあるだろうけど、「蜂の子」だったり極めつけは「ざざむし」ってのがヤバイ。これは伊那地区の天竜川で捕獲されるんだけど、話せば長くなりそうなので詳しくはご自分でお調べください。

結局ここ長野県は冬期間が長いので保存食の意味合いが強い食文化なんだろうと思うわ。そんな長野県に来て１８年。思えば遠くに来たもんだって感じです。それにしても「ざざむし」昆虫の幼虫です。ヤバいです。幼虫に要注意です！
これからの季節に重宝される「天然クーラー男」でした。