あれから、あの日から10年。
東日本大震災があった3月11日から丸10年になろうとしている。世間では10年の区切りとか言ってるけど自分の中での震災の記憶はこれからも区切りなく続いていくと思う。そしてきっと一生忘れることはないだろう。それくらいの衝撃的な出来事だった。
震災から1月後に被災地の後輩のところを訪ねた時、後輩の親父さんが言った言葉「復興するまでは5年はかかる」と。それが翌年行った時には「復興まで10年はかかるべな」に変わってたのを思いだすよ。
そして10年。その親父さんは今の地元の姿を見ることなく旅立ってしまったけどね。
震災以来、三陸には毎年行ってたけどここ2年はコロナやら色々あって行けてないのが現実だよ。まだまだコロナ禍ってのもあり今年も行けるかは未定だけど、みんなに会って元気な顔みたいと思う。まぁ、行くと逆にこっちが元気もらって帰ってくるのがオチだけどね。
きっと震災の傷跡は消えても何年経っても何も変わらないのは人間の心だと思うよ。そしてまだまだみんな頑張ってるし苦しんでるからね。
自分は復興はまだまだだと感じてます。そしてこれからも彼らに寄り添っていけたらと思ってます。
ひさりなでは「油麩丼」一杯につき売り上げから50円を三陸の子供に使ってもらえる施設に届けるための募金をやってます。