ラーメン屋の親父さんって想像するに色々なキャラクターがあると思うんだよね。人それぞれって言っていい位たくさんのキャラクターが。
自分が思うっていうより現実に出合った親父さんなんだけど、顔はあぶらギッシュでお腹もあぶらギッシュでいわゆるメタボリックな人。このような人が自分の思うラーメン屋の親父さんなんだよね。
この親父さんのお店、開店間もなくから夫婦二人で通ってたんだけど、どんどんお客さんが増えてきて仕舞いにはお客さんが並ぶようなお店になってしまったんだよ。
そうこうしているうちに 自分も初志貫徹って事で念願の飲食の道へ進むべく、当時の職場を離れることになり。そのラーメン屋通い最後の日「親父さん、俺たち転勤でここ離れることになったんで・・」。そしたら「そうかい、近くにきたら寄ってってね」。本当の事言えなかった。
それから10数年、当時の飲食の道の中では思いもよらなかったラーメンの道に、それもくしくもあの親父さんと同じ道に進んだ自分。
今、あのラーメン屋の親父さんに会えるのなら是非言いたい。
「親父さん!俺も親父さんと同じようにこんなに立派なラーメン屋体型になったよ!!」って。
「メタボリックだよ!」って。