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お客様は神様です

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つい最近、あるタレントが某有名ラーメン屋さんでのいきさつをSNSに投稿して話題になっている。
現場の当事者じゃないので事情はよくわからないけど、どうやら混雑している店でお子さんと食事中にお待ちのお客さんに「遅せーよ」って言われたらしい。その後店員に「次の方がお待ちですので」って言われて食事半ばで退店したとのこと。だいたいこんな成り行きみたいだわ。

自分も飲食店を経営する立場として、そして行列のできるラーメン屋さんに並んだこともある者としてお互いの気持ちはよくわかるよ。
昔から「お客様は神様です」って名台詞があるけど、それを言った昭和の大歌手は「あたかも神前で祈るときのように、雑念を払ってまっさらな、澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。」ということだったらしい。
これは確かにそうだと思うよ。実際に自分らがお客様にご提供してるのは心を込めた食事だからね。邪念があっては良い料理はできないし、神様の前で邪念はだせないもの。だから、お客様が神様でなく神様のように思いなさいってのが本当だわね。ただ、最近は金払えばお客は神様だろって勘違いしてる人も多々いる気がする。

結論としてはさっきのラーメン屋の従業員がとった行動の全ての責任は経営者にあると自分は思います。もう少し食事中のお客様には配慮しなきゃいけなかったと思いますし、お待ちのお客様に対しての配慮も足りなかったと思います。でもね、実際に飲食店を営むとお店の従業員にそんな気持ちを押し付けはできないのも事実だよね。だからと言って雇用の時点でそれが理解できそうもない人は雇用しないってのも事実だわ。

ただ、混雑してるのに食事後も居座ってるお客様であれば「次の方がお待ちですので」ってのはありだよね。明らかに他のお客様に迷惑かけてる場合もね。
お客様は神様で絶対で何でもありってわけじゃないんだから。

だけど、ひさりなではなかなかその一言が言えないってのが現実です。開店以来おそらく一度も使ったことがない言葉だと思います。

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ひさりな食堂
長野県安曇野市堀金烏川4390-5
tel.0263-50-6008
営業時間:平日11:00-20:00 金・土・祝祭日前11:00-21:00
※支度休み時間15:00-17:00
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