ひさりな・・（ｂｙ【ひ】）

「う～～ん・・・」「う～～～～～ん・・・・・」
別にトイレに入っている状態ではなく、このお店の名前をどうしようかと考えていた当時の自分の心の声がこの表現そのものなんだよね。

お店の名前ってとても大切だと思うんだけど、現実にその瞬間に遭遇した時はやっぱり悩むのが当然で。お店始めるにあたり、【さ】とは「食堂」って言葉は付けようって決めてたんだよね。「食堂」って言葉に自分達のしたい事の全てが詰まっているように感じたんだよ。そして今の時代から忘れ去られようとしている「食堂」って言葉が新しいような気がしたのも事実。そんなこんなで、自分の姓の一文字をとって 「丸大・まるだい・マルダイ」食堂は？。同じく「丸高・まるたか・マルタカ」食堂は？？って感じで。そして「う～～ん・・・」って悩む毎日が・・・。

そんなある日、今から３年以上前。家族で「何食堂」が良いかねぇって話してた時の事。当時小学一年生の娘が突然「ひさりな食堂」って言ったんだよ！！
「ひさりな食堂って 何じゃぁ？？」って自分。
「家族（４人）の名前の頭文字をつなげたら、ひさりな食堂になる」って小一の娘。
「でも、ひさりなって意味不明じゃん」と、自分。
「ひさりな、可愛いじゃない！」と 【さ】。

ひさりな食堂って、何か自分のイメージと違った感じで少し恥ずかしい様なネーミングに思えたんだよね。訳わからない言葉だし・・。
そこで以前から興味のあった「姓名判断」の本の登場！
（ひさりな食堂って何画？。３２画か～。）
（３２画の運勢は？？。年配の方のひいきにあう。これって最高じゃん！！！）

そんなこんなで、ついに「ひさりな食堂」誕生です。
自分は、地元に根付いたお店にしたかったし、地元のジイちゃんやバァちゃん に来てほしかったからこの画数で決定した次第で。

その当時は小一の娘が言った一言だったけど、天から降って来たような名前に思えたんだよね。そして我が娘ながら、例外なく親バカと言うべきなようで「この子は天才だっ！」と思い。そして再度、娘の顔を見て自分に問いかけるんだよ。「これは娘の口を借りて、実は神様が言わせたんじゃないのか？」って・・・。