当店設計のO建築家、正式名称はこのHPのリンクに掲載されているので実際はバレバレなんだけど、あえてO建築家と呼んだり、「家系の男」(2010年6月28日ひとりごと参照)と呼んだりしている。
その建築家なる職業の方々全てがそうじゃないと思うんだけど、O建築家の場合は自分の製作物件に別名(ニックネーム??)を付けているようなんだよね。実際の現場の表示にはそれは一切出てこないんだけど、建築の設計図には確かに記載されているしO建築家のHPでもその物件の愛称で紹介されているはずで・・。
「おおぶろしき」これが我がひさりな食堂 の愛称ならしい。
そしてこの「おおぶろしき」の後に手がけたO建築家の物件の名称が「あおいやね」!
この「あおいやね」の名称には涙なくしては語れないような意味が存在するわけで・・・。(詳しくはO建築家のHPでどうぞ)それに引きかえ、自分とこは「おおぶろしき」って・・。漢字で書くと「大風呂敷」になります。漢字の見た目もあまりカッコよくなさそうだわ。「青い屋根」なんて 昔のフォークグループみたいでカッコいいもんなぁ。
「おおぶろしき」確かにあの当時のO建築家の目にはそう映っていたと思う。だって形が何一つ出来ていないのに、将来の自分像やお店の様子を語る自分が目の前にいたから。
今考えるとO建築家、 よく呆れないで自分の妄想話にお付き合いしてくれたと思うよ。
「おおぶろしき」の意味。O設計士との打ち合わせの最中、偶然に歌手のY沢E吉の話になりEちゃん談義に花が咲いた後、帰りに昔の出演時のドキュメントDVDを貸してあげたんだよね。その中でのEちゃんの会話の中に出てきたのが「おおぶろしき」という言葉。
当時のEちゃんも「おおぶろしき」広げまくり・・・って感じだったもの。威勢がよくて・・・。
O建築家にも自分の姿がダブって見えたらしい。いくらEちゃんファンとは言え、これって喜んで良いのかって思ったけど「今に見ていろ!大風呂敷、上等だわ!必ず成功してやる!」って思ったのも事実で。でもまぁ確かに当時の自分の言葉は、O建築家に限らず聞く人にとっては「ハッタリ」以上の何ものでもなかったと思う 。
そのO建築家。ひさりな食堂の開店前の、建築関係者の慰労会でのさなか。
「みなさ~~ん。聞いてくださいっ!」と、周囲の酔っ払い連に向かって。そして「この食堂の名前は、おおぶろしき食堂ではありません!!」。「正式名称は、ひ・さ・り・な食堂ですっ!!」て 、マジに言ってる。
それにしても「おおぶろしき食堂」って・・・・。 どっかにありそうな気がする・・・。