地震での大津波で被災された大勢の方々の報道に日々心が痛む毎日です。
心からいち早くの復旧をお祈りいたします。
「俺、田舎に帰って漁師やっがら」と数年前の言葉。
ロン毛を後ろで束ねて 見た目も中身も当時のヘビメタ男だったC君。もちろんギターは必需品で。とうてい漁師というイデタチではないけど長男の役目を果たす意思は固かった。
そんなC君の自宅は宮城県南三陸町(当時は歌津町で合併で この町名になりました)。職業は牡蠣と帆立の養殖、いわゆる一次産業従事者で職業部門は漁業に位置付けされる方々。リアス式海岸のその実家の立地場所は海のすぐ前そして後ろは山。もちろん仕事道具の漁船は家のすぐ前の岸壁に停留されている訳で・・。
そして「地震」・「大津波」。
C君は以前自分が勤めていた魚市場の後輩で、同じ東北出身という事で一緒に大酒飲んで暴れたり?何かと行動を共にする機会が多かったんだよね。C君が実家に帰ってから、今度は自分が仙台に移住した時には最初の身元保証人的な事もお願いしたり、C君の実家に遊びに行って家族の方々や近所の方々も交えて酒盛りしたりもしたんだよ。C君の結婚式にも参列したし。何かと以上のお付き合いをしてきた後輩・・・そして家族。
携帯も家庭用電話もつながらない、命に関する最悪の情報が飛び交う毎日。TVではC君の居住地はかなりの被災地になっており、実家の立地からも現実では分っているつもりでも心がついていきません。そしてあと二人、女川町のS君、仙台市のMさんという友人も被災しているようです(特に女川町のS君は確実で)。最悪の事は考えたくはないけど報道に接する度に涙が出てくるのも事実です。
そんな日々ですがお客様に心を込めたお料理をお出しする為に、職場にはその気持ちを持ち込まないように頑張っていきますので、これからもよろしくお願い致します。
大変申し訳ございませんが、この場を借りてご覧の方々にお願い申し上げます。
少しでもほんのわずかでもかまいませんので 、このような全ての被災者の方々に何か援助してあげてくださいませんか。自分からもよろしくお願いいたします。
がんばれ!東北!