先日の地震・津波で災害をもろに受けたであろうC君。ヘビメタ漁師。
震災以来、連絡が取れていない。そして被害はTVやラジオで拡大し・・。
南三陸町、言わずと知れた災害の町。
この数日間、仙台・女川・南三陸と気付いたら電話をかけ続ける日々。
そしてつながらない毎日で・・・。
震災から数日たった3月17日、仙台の知人からの涙のTEL有りで心に光が見え始めた昨日3月18日 、南三陸のC君から携帯に連絡!!!
内心、現実を疑ったのは本当の気持ちです。海に一番近い生活をしているC君。
漁師という職業が災いしたかも?と自分の考え。いや、漁師だからこそ地震や津波には敏感だろうという、もう一人の 自分。どちらを優先していいんだろうと、映像で現実を見たもう一人の自分。いったい自分は何人いるんだろう?と、またもや自分。
でも、南三陸のC君から携帯に連絡がきているのは現実で。
「C葉が~~~~~!!!!生きでるが~~~~~!!!!」と生きてる人に生きてるか?発言。そして涙。
「Oさん、生きでるよ~~!家族みんな無事だでば」とCくん。
「生きてでいがった~~」と、また涙。
「今日、嫁さんの実家の仙台に着いて電話してる。Oさんからの着信は分ってたけどこちらからは電波つながらなくて電話できねぇのさ、もどかしいっていうか何ていうか・・・家族はみんな無事だ!」とC君。
こちらはただただ「生きてでいがった~~」と、また涙。
C君の話。津波当日、以前から申し合わせていた災害時の家族の避難場所に全員で非難をし、津波を目の当たりにしたとの事。見る見る水が増え、間近まで水が来たのでそこからまた裏山によじ登って助かったとの事でした。
「船も家もやられた」「でもゼロからの出発だから 、何も残ってないがら」「役場も流されたから情報が無いから、自分達も行方不明者になってるかもな」って何となく笑っている。強いなぁ。それを聞いてこちらは涙を必死にこらえて・・・。現実を経験した人間だけが知りうる領域と強さに最敬礼!
これで無事確認2名。
あと一人は、宮城県女川町在住・・・。