学生の頃、夏休みに限らず長期休日期間には田舎に帰るっていうか、田舎に帰るしか能がなかった気がする。
そんな夏休みのある日の朝・・・。
「大変だっ!っ!」「大変だっ!っ!」って大声が聞こえ・・。その実態は、今は亡き親父が辺り構わず叫んでいるっていうか何しろ叫んでいるようにしか聞こえなかったんだよ。前日の夜には田舎の悪友と飲み明かし、二日酔い気味の頭に親父の声が響いたのも事実で。
そして間もなく、その「大変だっ!っ!」の真実が目の前に現れる事に。
TVの映像に、「・・・・・・」言葉にならなかった。日航機事故。
学生だった自分には今でも鮮やかに覚えている瞬間のひとつなんだよ。
あの時も一瞬のうちに多くの人々が魂になったんだよね。
そして今回の大震災も同じで。
今年のお盆は特別で、震災で行く先を見失っている魂も御先祖様に手を 取られて成仏してくれたらいいなぁって思うし、きっとそうしてもらえると思わなくちゃ魂もうかばれないわ。
自然には勝てなくても、人には魂があるから。繋がりがあるから。
きっと大丈夫だって思いたい・・・ですね。