たまには「ひさりな食堂」の話を。
「ひさりな食堂」5年目に突入しました。それもこれも御来店のお客様、地域の皆様、そして全ての方々のおかげと感謝いたしております。
そうは言っても「ひさりな食堂」、相変わらずの鎖国政策。鎖国政策って・・・?何しろ開店当初からほとんどメディアの前に姿を現さない「ひさりな食堂」、取材等の依頼はお断りしてきました。必要であれば自分から発信するのが確実な方法だと思うし、一時のメディア効果で普段通りの営業が出来なくなるとご来店のお客様にご迷惑がかかるからです。
そんな「ひさりな食堂」、お客様の口コミだけでここまでたどり着けました。ありがとうございます。心から感謝申し上げます。
でも、良くここまで来れたものだと思うよ。新規OPENの時だって店の外看板出したの開店3日前だもの。もちろんOPEN時のその他宣伝は無しで。せいぜい店の窓ガラスに「〇〇日オープン」って文字を入れたのが10日前位だったかなぁ。(この文字は当店設計の例の0設計家の手作りの逸品でした)
そんな新規OPEN前夜、店内を見て泣いたよ。ここまで精一杯やった事と、明日からの高ぶる気持ちとで感無量だったんだよね。その時点では失敗するなんて事思っても見なかった。見切り発進ではなかったけど余裕を持っての発進でも無かったし、何しろ知らない土地で誰一人知り合いもいない場所での開業だったのにね。
あれから4年、皆様に支えられてここまでこれました。今考えるとこんな感じの新規OPENだったって事がかなり無謀だった気がするよ。世間をなめていると言っても過言じゃないよなぁ・・・全てに感謝!