十数年前、全国あちこちをフラフラしていた時の話。
フラフラとは言っても実際は旅してた訳なんだけど、全国あちこち行くといろんな道路があるんだよね。その辺を少し。
「これより大型車通行禁止ってか?ここは国道だぜぇ!それも整備されてる道路じゃん」
岐阜県の山間の分かれ道の際にあった標識には「これより大型車通行禁止」の文字が・・。まぁ自分のは大型じゃないから関係無いわってその道路を選択。そして「なんでこんな普通の道路が大型車禁止なんだろう?」って【さ】と話しながら進んで行くと、だんだん道幅が狭くなってくるんだよ。
だけど、「まぁ、この位の狭さじゃあ確かに大型すれ違うのキビシそうだけどねぇ」って程度なんだよね。そしてまた進んで行くと、「ここは大型すれ違えないわ」って狭さになり。また進んで行くと終いには「そうかい、これじゃあ大型車通行できないわ」って位の道幅になるんだよ。
しかも大型車どころか普通車 もすれ違えない位の狭さに・・・。岐阜県の道路の凄さはタダ者じゃあないわ。
青森県の津軽半島の先端、「竜飛崎」にはこんな国道が。
「竜飛崎」は演歌の歌詞の定番だったりするんだけど、風の強い何だか淋しげな場所に感じたのは自分だけだろうか?その竜飛崎の先端付近の海沿いを走るとドン詰まりになるんだけど、なぜかその道路端には国道の標識が存在するんだよ。
道路ここで終わりなのに国道の看板ってなんだい?ってよくよく見ると・・・。
「これが国道かい?この道、自動車通行できるのかい?それよりここは道路かい?」って驚く自分。そこにある国道ってのは道路じゃなく、な・ なんと「階段」なんだよ。
階段脇の看板には確かに「階段国道」って書かれてたから、きっとこれは立派な国道なんだろうと変に納得させられた瞬間で。
そうだ!海の上に国道があるって話は後日。