今年も地元新聞社発行の「安曇野の休日」の依頼があり(2013.05.06 安曇野の休日参照)、当然のごとく掲載して頂く事になった訳で。
以前からお店の宣伝には「お金のかからないものは良いものができない」と言うのが持論なんだけど、このフリーの小冊子には自分の思いが込められる気がするんだよね。掲載枠の短い文面も小さな写真のレイアウトもほぼ自分が指示した通りの物が出来上がる。もちろん有料だから当然かもしれないけど。
そんな今年のフレーズは、「初めてだけど懐かしい そんなお店やってます」
我ながらナイスなコピーだと自画自賛で。ちなみに去年版のフレーズは「流行にとらわれない新しさが ここにあります」全くもって進む道を間違えた?かと思う位のコピーだわ。まぁ、誰も褒めてくれないだろうから言わせておいてくださいな。
ところで実際の生活でも「初めてだけど懐かしい」瞬間って多々あると思うんだよね。初めて会った気がしない人や、以前来たことがあるような初めての土地なんかそうだよね。きっとそういうのって、他生に生きていた頃の記憶が甦るのかも知れないと思うのは自分だけだろうか。ただ、今回のフレーズ「初めてだけど懐かしい」の自分なりの意味合いは少し違って、新し物好きの現代に昔の懐かしさをプレイバックするという感じを言いたかったんだよね。要は、基本に忠実にオーソドックスな物作りをしたいという事なんだよ。
カッコいいことを言い続けた今回の「ひとりごと」だけど、SSO的に本音を言うと「初めてだった日が懐かしい」って感じかな。