全国にはさまざまな花火大会があり、それらはほぼ夏の季節に集中して開催されていると勝手に認識しているのは自分だけだろうか。
ここ長野でもこの季節には花火大会が集中してあるんだけど、確かにこの季節以外にはあまり花火はみないわ。あったとしても運動会やらのお知らせの「烽火」ぐらいだし。
そこで学生時分の話を。
東京在住だった当時、花火大会っていうと「隅田川の花火大会」ってのがかなり有名だったんだよ(今でもかなり有名ですが)。それまでの自分にとって、まともな花火は地元の「O曲の花火大会」ってのがあって、それを見たぐらいだったんだよね。だけど今おもうに「O曲の花火大会」って実は日本一の花火大会だったんだと自分は思う。そんな経験しかなかった学生時分、例の「隅田川の花火大会」に行こうってことになり友人と自動車で出かけたんだよ。そこで思いもよらないことが・・・。
確か花火は土曜日の夜だったはず。自動車だからと余裕で出かけたはずの首都高で渋滞にはまったんだよ。それも大渋滞で・・・。それもこれも田舎者の自分が首都高事情を知らなかったのが最大の原因な訳で。
それでも、イライラしてもどうにもならない状態の中でたどりつきました「花火大会会場」付近??。いったいどこで打ち上げているのかもわからず路駐にも手間取り、車を降りてからどこに行けばいいのかもわからずに向かった方向で思わぬことが・・・。
な・なんと、たくさんの群集がこちらに向かってくるんだよ。それも行けば行くほど大勢になり、ついに我々だけが逆行している状態になり。今、自分がおかれている状況は薄々わかっていたけど勇気を出して通行人に聞きました。
「花火大会ってどこでやってるんですか?」と自分。
すると相手の方が「どこで?って、花火大会は終わりましたけど」
その後、お決まりの帰りの大渋滞にはまり・・・。そんな寂しい花火大会の思い出でした。