友達の友達という縁で数年前「富士登山」(2010.08.20 富士山② 『限界』参照)に同行した二人がお店をたずねてくれて。
毎年8月後半の土日に長野県白馬のスキー場で開催されるオートバイのイベントの帰り道によってくれたんだけど、そのうちの一人は仕事でこちらに来たときには何度か来店してくれていてお会いしてたんだけど、もう一人は登山以来だったんだよね。
何しろくるしくて苦しくて登った「富士山」。そして下山最中にヒザを痛めてみんなに迷惑をかけた「富士山」。あれから数年たって世の中はかわったよね。震災やら何やらで。
でも、その登山のおかげで人との絆がうまれて来店してくれる。そしてみんな生き生きしてバイクに乗ってる、そんな同年代の親父をみていると少しうらやましかったよ。その登山以来の再会のEさんが言う。
「あの富士山から見た、あの空が、青空がもういちどみたいんだよ。あれだけは登った人にしかわからないと思う」って。
「もういいわ。もう富士山は勘弁だわ」そう思いながらも富士征服した自分を誇らしくおもっていたのも事実で。だけど、富士山はもういいわって思っていたんだよ。
だけどEさんの言葉の中の「あの空をもう一度みたい」それを聞いて、あの空が頭によぎったんだよ。実は自分はあの空みて泣いたんだよ。意味はなかったけど泣けたっていうか・・。そして流れにまかせて言っちゃった。
「来年、再チャレンジしましょうか?富士山!」
それから短い時間だったけど「マジに行こう」!ってことになり、来年「富士登山」再チャレンジです。前回の失敗をふまえて今回はもっと有意義な登山にしたい、そして登るかぎりは何かを見つけてきたいと思う自分でした。
それより何より体力が肝心だわ。前回は登山の前々日まで飲酒して「今現在のありのままの自分の限界を知る!」なんて言い訳のようにいってたけど、実は富士山をなめてました。
毎年ここ長野のお山ではたくさんの登山者の方々が災難に直面しています。こんな素人で遊びのような自分がこんなことを軽々しく書いてはいけないのかもしれませんが自分にとっては来年の最大イベントということで勘弁してください。