ひさりな食堂
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ひさりな食堂 どんな店?

18歳の出会い

最近のスマホ社会では色々な食べ物が画像として頻繁に世の中に登場し、流行の食べ物や料理がより身近に感じられるようになった訳で。そして元来、田舎育ちの自分(言いかえればただの田舎者)にとって進学先の東京での食べ物との出会いはかなりのカルチャーショックがあったと思う。

自分の実家は港町で、しかも母方の生家が漁師だったおかげで食生活で魚には不自由してなかった気がする。ジジとババが獲れた魚を持ってきてくれたし地元には魚屋さんがたくさんあったからね。だから食卓に魚が登場する回数は多かったはず、と言うかほぼ毎日魚だったかも。しかも調理方法は焼く・煮るが中心でお料理という部類の調理ではなく、例えば西京焼きとかムニエルとか・・見たこともなかった。ムニエルなんて種子島に来た伝道師だと思ったもの。まぁ、良くて「サバの味噌煮」くらいかなぁ(おふくろ、ゴ・メ・ン)。
ただ、当時の低所得世帯の食事の代名詞になっていた?「目刺し」と「さんまの開き」。この2品は食べたことがなかったよね。決して裕福だったからではなく、あまり干物を食べる習慣がなかったんだよ。これが一番の理由だわ。

その田舎者が東京行って仕出し屋さんでバイトしてさっきの魚たちと出会うんだよ。
まずは「さんまの開き」。生まれて初めて現物見て実際に食べた時は感動しまくりだったよね。味はともかく噂の物体っていうか、庶民的な食べ物なのに自分の目の前にあるのが新鮮って感じかな。そして程なく「目刺し」にも出会うことになり。まぁ目刺し君には申し訳ないけどこちらは出会う前からの下馬評通りの方でしたね。
そのバイト先では大学時代をとおして働かせていただき、今現在を生きるための選択をさせていただきました。あのバイト先にいかなければ今の自分は10000000000%無かったとおもうよ。長野に来るきっかけも当時のバイト先の先輩が今は長野に居住してて、それ以来ず~っと自分を面倒見てくれたからだもの。

そんなわけで「さんまの開き」と「目刺し」と人生を決めるきっかけの「先輩」。彼らとの出会いは今から30年以上前の18歳の青春真っ盛りの時でした。(今より20Kg以上痩せて目刺し君のようでした)
やべぇ。大先輩と目刺しを一緒にしちまった。

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ひさりな食堂
長野県安曇野市堀金烏川4390-5
tel.0263-50-6008
営業時間:平日11:00-20:00 金・土・祝祭日前11:00-21:00
※支度休み時間15:00-17:00
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