東日本大震災以来この8月で7回目のお盆になる。被災した方々には毎年様々な思いがあることだろう。今だ所在が分からない身内や知り合いがいる人も多く、お盆と言ってもひょっこり帰ってくるんじゃないかって思ったり、現実と向き合うことができないでいる人も多いと思う。
今日16日は送り盆と言われていて、13日に迎えたご先祖の魂をあの世に送り出す日なわけで各地でいろいろな行事が行われたりする。だけど、現実ではわかっていても行方不明でいる場合は迎えも送りもないよなぁって思ったりもする。自分がそうだったらやっぱり複雑だもの。ここで言うのは不謹慎かもしれないけど、成仏できずに今でもこの世をさまよっている魂がいるとも聞く。実際に三陸行って地元の知り合いからもそんな話を聞くし世間でもそういう話があるのも事実で。以前ここに書いたけど「お盆に帰ってきたご先祖様の魂がこの世に取り残されてる魂をあの世に連れて行ってほしい」そう思えてならないよ。そしてこの世で自分ができること。それを精一杯やることがご先祖様に対する供養になると思うし生きてる人間の責任だと思う。
今年の8月はあまり良い天気じゃなく雨が多かったりしてここ長野じゃこのまま秋になりそうな日々が続いているけど、止まない雨はないし明日は必ず来るから前を向いて頑張っていこうと思う今年のお盆です。来年の今日は今年よりももっと良い日でありますように。