最近話題になっている「フードロス」。飲食業に限らず小売業など食品を扱う全ての業態に共通した問題になっているらしい。
フードロスに関しては今始まったことではないけど、最近の食品業界は飽和状態になってきているのも確かで何かと新商品を出しては消えていくというのが常になっている気がする。
その中で近年取りざたされてるのが「恵方巻」。これは節分に売り出される海苔巻きなんだけど、その年の恵方を向いて無言で食すなんて誰が決めたかわからないルーティンのようなものまで存在する。
どうやらこの「恵方巻」の売れ残りが廃棄処分されているらしい。しかもそれが尋常じゃないくらい大量で社会問題になっているってのが現実で、これが世間で言う「フードロス」問題に火をつけているって訳で。だいたい「恵方巻」なるものは最近の食品業界の人間が考えたもので昔は存在しなかったはず。それも節分っていう際の物だからたちが悪いよね。クリスマスケーキだったら翌日にお安くなってたらうれしいけど「恵方巻」じゃなぁ。何しろ米が主体だから硬くなるし品質落ちるしって感じで。そして大量に廃棄処分ってことなんだと思う。
最近では結婚式などでもお料理のお持ち帰りをご遠慮願いますという式場も多数だけど、 ひさりなでは「食べ残した料理を持ち帰りたい」というお客様にはフードパックをお渡ししています。あくまで当日お早めに食してくださいという趣旨でお持ち帰りいただいております。お店としてもお客様の取り扱い次第では食中毒やら何やら不安があるのはもちろんですが、自分たちが心を込めて作った料理を廃棄するのは涙が出るくらい辛いことです。お申し付けいただければ「フードパック」をお渡ししておりますので、食べ残さずに是非お持ち帰りいただきたいものです。
よろしくお願いいたします。