「プロとアマの違いは何だ?」兄貴分の先輩からの質問。
「プロはお金を取るけど、アマはお金を取らないってことですか」答える自分。
「それもそうだけど、プロはいつも同じものを作る。アマはその時によって違うものができるってことだ!」と、先輩。
確かにそうだよなぁ、だからお金を取れるか取れないかって言うのも含めプロとしての価値があるんだろうなぁと納得する自分。
そして先輩が「ただ、いつも同じものを作るってことは不味いモノでも変わらず作るってことでもあるけどな」。これじゃぁプロとしてお客さんに対しての意味がないだろうと思う自分。昔こんなやり取りがあり今でもその言葉は心に焼きついている。そして思う「プロとしてお客さんに提供する料理はいつも変わらない美味しさなんだ」って。
魚市場勤務時代に会社の後輩があることを目的に旅に出た話を聞いたんだよ。そのあることってのがたわいもない疑問で。
「うどんのだし汁がどこから関西風の薄いだし汁になるのか?」ってことだったらしい。そして問題解決に向かった後輩。東名高速の主要サービスエリアのうどんを食らう旅路にでたとのこと。そしてある場所(サービスエリア)でうどんのだし汁があきらかに色の薄い関西風のだし汁に変わったことに気づいたというんだよ。
そこは・・・「関ケ原」。あの、天下分け目の関ケ原だったとのことで。
関東と関西のうどんの汁の違いはわかってたけど、自分が実際に関西行ってうどん食べた感想は「色は薄いけど出汁はしっかり効いていて塩気が薄いわけではない」って事だったよ。そしてその分け目が関ケ原なんて因果な歴史だよなぁって思ったわ。
この話の続きがあるんだけどそれは次回に・・つづく。