つい最近、「ハム」や「ソーセージ」を食べると大腸がんになるリスクが高まるって報道があったけど、子供の頃の自分にとってはハムやらソーセージ(略してハムソー)はごちそうだった気がする。
きっと自分が子供の頃の日本は、今のようにまともな肉なるものの流通が無く、まだまだ「クジラ」が重要なタンパク源だったと思う。そんな時代だから「今日は牛肉よ!」って日があると盆と正月がいっぺんに来た位にうれしかったのをおぼえているし、その時代の「ハムソー」だもの大人にとっては手軽なオカズなんだろうけど子供にとってはごちそうだったと思うわ。まぁ、それが重要なタンパク源になってたんだろうなぁ。そのハムソーが「がん」って・・。
今でもスーパーで買い物すると精肉コーナーの脇の「ハムソーコーナー」では必ず立ち止まる自分。それぐらい大好物なんだけど健康に害があるってなるとどうだろう?でもご安心ください、ちゃんと食べますから!。それに肝心の食品との因果関係はわかってないらしいので。ハムソーの無い生活なんて考えられないし、あと何年生きられるかわからないんだったら自分はハムソーいただきますわ。
そういえば幼少の頃(こんな自分にもそのような時代がありました)、世間一般に使われていた人工甘味料に「チクロ」っていうのがあったんだけど、これも「発がん性物質」が入っているといって使用禁止になったんだよね。幼いながらもそのことはよく覚えていて、使用禁止後に発売された当時の清涼飲料水のほぼすべてが子供心に「マズイ」って感じたし、お菓子類も甘みがうすくてマズく感じたもの。そんだけ「チクロ」の威力が強力だったってことだろうね。でも、当時の子供がかよった駄菓子屋には「チクロ」まみれ?になったお菓子や、中にはチクロを塗りたくったような「ハッカ紙」なるものも存在し、ハッカ紙には今では使用禁止であろう種類の合成着色料まで使ってたと思う。しかし、さんざんチクロまみれの「ハッカ紙」咬んで、舌に着色料つけまくって今度は「がん」になるから使用禁止はないよなぁ。まぁ、この年になればそれも思い出って位のはなしで。
ところで、最近ご無沙汰のSSO的(2011.02.23 SSO(by【ひ】)参照)には「チクロ」って言葉にひかれるわけで、「チクロ」を漢字にしたらどうなるんだろうって考えたりするんだよね。「チクロ」=「乳黒」?「珍黒」?